人は激しく酔うと、大きく二つの種類に分かれる。
酔った時の事を鮮明に覚えている者。
そして酔った時の記憶が消えてしまう者ー・・・。
「十四郎・・・そろそろやめたら?お酒は体に良くないし・・・」
「そうだなー。」
「・・・・いい加減やめたら?」
「んー・・・。」
「人の話聞いてる?」
「聞いてる聞いてる」
「・・・・・・・・・」
ようやく仕事が片づき、雨乾堂で浮竹とは二人でゆっくり茶を飲んでいた。
そこに京楽が『久々に良い酒が手に入った』と嬉しそうに誘ってきたため
京楽、浮竹、・・・いつもの三人で一緒に飲むことにしたのだった。
飲み始めてから数時間が経ち、時刻はすでに午前に回っている。
次の日も仕事があるからと最初からあまり飲まなかったは、あまりにも早いペースで酒を飲む浮竹を心配していた。
しかしいくらが止めさせようとしても浮竹はその話を本気で聞く様子もなく、京楽と仲良く飲み続けている。
「ほら!明日・・・てか今日も仕事があるんだから!!もう帰るわよ十四郎!!」
「んー・・・仕事なら海燕が・・・・」
「隊長がそんなんでどうすんのよ〜っ!!?」
「分かったから怒るなって。これ飲み終わったら帰ろうな〜」
まったく・・・こっちは十四郎の体を心配して言ってるのに。
京楽もどんどんお酒進めるから十四郎が調子に乗るのよ・・・。
もっと早く帰らせるべきだったなぁ。
「あ、飲み終わった?じゃあ京楽、私達そろそろ帰るね。ご馳走様!」
「そんなに急ぐなって・・・・。・・・・またな京楽!酒美味かったぞー」
「気を付けて帰るんだよーまたね〜」
やれやれ・・・。十四郎くんもちゃんも、もっと飲んでいけば良いのになぁ。
にしても十四郎くん、珍しく酔ってたけど・・・ちゃん大丈夫だと良いんだけどねぇ・・・。
+++
ふらつく浮竹をなんとか歩かせ、やっとの思いで浮竹の部屋に戻ってきた。
「いま布団敷くから、その間に着替えしちゃってよー」
「・・・・・・・・・・着替えは、必要ない」
「・・・は?・・・・っきゃ!!!」
そう小さく呟くと浮竹はまだ敷かれている途中の布団へとを押し倒し、強引に口付けした。
「ん・・っはぁ・・・・・・・十四郎、酒臭い!酔ってるでしょ。」
「・・・・・・・・・・・」
その問いかけに返事もせず、無言での死覇装を脱がし始めた。
そして白い肌に口付けし、自分のモノだという赤いしるしを死覇装を着ても見えてしまう場所にわざと散りばめていく。
その口付けはだんだんと下へ降りていき、露わになった胸をきつく掴みながら突起を舌で転がしている。
「んやっ・・・・痛い・・・やめ・・て、十四郎・・・」
「・・・・・・・・・・・」
・・・・やばい。目が完全にすわってる。
酔ってるから?いつもの十四郎と違う・・・。
十四郎が怖い・・・・。
「十四郎・・・もういい加減に・・・・んぁっ・・・!!?」
が喋り終わるのすら待たずにその秘部をなぞり、膣内に指を挿入していく。
そしてグチュグチュとその音が聞こえるように指で掻きまわす。
「あ・・・やぁ・・・音、たてないでぇ・・・」
「・・・・・・・・・・」
「え・・・・・?・・・じゅうし・・・ろ?っうわ!!」
浮竹の手が休まったかと思うと、突然体を反転させられ体勢を変えられた。
今まで見上げればすぐに浮竹の姿が見えたはずだったが、それが出来なくなってしまった。
顔を上げれば壁しか見えない。浮竹はの後ろへとまわっていた。
今は浮竹の方へと腰を突き出す状態になっているため、自分の背を支えに出来ない。
ほぼ膝と腕の力だけで体を支えている。
「十四郎・・・こんな体勢、いや・・・・」
「・・・・・・・・・いくぞ」
「や、やだ・・・まって・・・!・・・・うぁああっ!!」
の話も全く聞かず、浮竹は勢いよく自身を挿入した。
突然自分の中に侵入した指とは比べものにならないほどの質量に一気に意識が飛びそうになる。
それに続いて後ろから突き上げられる感触と自分の中に入ってくる熱いモノのせいで体の感覚がマヒし
何度も布団に倒れ込みそうになるが、浮竹に肩と腰と掴まれているためそれが許されない。
「あっ、あ、んぅ・・・・っは・・・」
「・・・そんなに締め付けるな。さすがに俺だって我慢できなくなる」
「ん・・・さ・・さいしょ・・・・から、我慢・・・・な・・か・・・してな・・・・っあ」
「ふっ・・・可愛いぞ。・・・」
浮竹から与えられる強すぎる感覚に頭が真っ白になり、普段なら簡単に出てくる文句すら言えない。
浮竹自身も限界が近いのか、だんだんと余裕がなくなりその律動がいっそう激しくなる。
「あ、あっ・・・ん、っあぁ・・・」
「く・・・・はぁ、好きだ・・・愛してるぞ、・・・・」
「んぁ・・・・じゅうしろっつーー・・・・・!!」
「っ・・・く・・・・っ・・・!!」
+++
「あれ・・・俺、いつの間に部屋に戻ったんだ・・・?」
「ん・・・」
・・・?何でがこんな所にいるんだ?
あぁそうか。きっとが俺を部屋まで連れてきてくれたんだな。
そっかー・・・。それなら納得できるぞ。
京楽の所に酒を飲みに行って、酔った俺を運んで、そのまま一緒に寝て・・・
・・・・・・・・・一緒に、寝て?
なななな・・・・何で俺もも裸なんだ・・・・・?
暑くて脱いだか?
って・・・・・あり得ないだろ。
・・・・この状況からして・・・・・・やっぱり一つしか考えられないよなぁ?
なんか妙にスッキリしてる部分があるし・・・・・・・。
いや、二日酔いで頭は気持ち悪いんだが。
「一人反省会は終わった?十四郎・・・・」
浮竹が自分の記憶と奮闘していると、眠っているはずの恋人が声をかけてきた。
「・・・いつから起きてたんだ?」
「十四郎が自分がどうやってここに戻って来たのかを考え始めた時くらいから」
「・・・・・・・・ようは俺より先に起きてたんじゃないか」
って事は俺が一人で混乱したり青ざめてたのをずっと見てたって事かよ・・・・。
「あの・・・・俺、もしかしなくても・・・に酷い事した・・・のか?」
「覚えて・・・ないの?」
「すまん!!京楽の所に行って酒を飲んでた記憶はあるんだが・・・だがそれから・・部屋に戻った事すらさっぱり・・・・」
「昨夜、私にしたことも全部?」
「あ・・・・本当に・・・すまない。」
よっぽど後悔しているのか、いつもの明るい浮竹の声からはその明るさが消えている。
それどころか発作が起きてもいないのに顔が青ざめていた。
「・・・・・今回だけは許してあげる。でも次に同じ事繰り返したら、もう来ないからね」
「〜!分かった。約束する!!」
許してもらえた事に安心し、浮竹はを思わずを抱きしめた。
「・・・・・・・・」
「どうしたの?」
「いや、は覚えてるだろうけど・・・俺は昨夜の記憶がないわけだろ?」
「うん・・・。で?」
「それって・・・俺が一回分損してる事にならないか?」
そう言って浮竹は妙に嬉しそうな顔をし、の腰を自分の方へと近づけ始めた。
「・・・何が言いたいのかな〜?」
「俺の損した気持ちを取り戻すって事で・・・・もう一回v」
「んなっ!!調子に乗るな〜!!」
END
酔った勢いってヤツですね。
05.7.11 雄斗
こんなんでゴメンナサイ。行為中の浮竹さん・・・偽物っぽくてゴメンナサイ。
浮竹さんは、京楽さんと仲が良いんだからなんとなくお酒に強い気もするのですが・・・
体が弱いからどうなんでしょうね・・・。
でも個人的には体は弱いけどウワバミ(いくら飲んでも酔わない)が希望。