夢、とは不思議なものだ。現実では絶対にありえない事を体験していても
目が覚めるまでそれが夢だとは気が付かない。
夢であって
「ねぇ十四郎・・・いや・・・なあ、十四郎!」
「どうしたんだ?いきなり男みたいな喋り方して」
「今まで内緒にしていたんだが・・・・」
「・・・内緒にしていた?」
「実はわた・・・・・俺・・・・・」
「俺!?」
「実は・・・・・男だったんだっ!!!!」
「・・・は?、今日は本当にどうしたんだ?そんな嘘・・・」
「嘘じゃないっ!・・・嫌われたくなくて隠してたんだけど・・・もう十四郎に隠し事するのは厭なんだ!!」
「な・・・いや、だって、お前・・・風呂だって一緒に入った事あるし・・・それに何より・・・その」
「アレの時は十二番隊に薬を貰って、一時的に肉体を変えていたんだ」
「そんな・・・・・・ほ、んとう・・・・なのか?」
「・・・・・・・・・すまない」
「・・・・・・・」
「嫌い、になったよな・・・そうだよな、男なんだから」
「・・・・・・・・・・・・」
「本当にすまなかった・・・っ・・・さようなら、十四郎!!」
「っ!!待て!俺はたとえお前がっ・・・・・!!!!」
「っ・・・うわあぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
「きゃーっ!!!!」
仕事が非番の日、はいつものように浮竹に会いに雨乾堂に来ていた。
しかしお目当ての恋人は未だ布団の中で寝息を立てていたので
仕方が無くは持ち込んだ書類に目を通しながら、浮竹の目覚めをを待つことにした。シーンとした部屋の中で黙々と書類を読んでいた。
すると突然、今まで後ろで静かに眠っていた人物が叫び声と共に起きあがった。
「ど・・・どうしたの?顔真っ青だけど・・・」
「あ・・・・・・?」
浮竹は額に汗をかいて真っ青な顔をしていた。
そしてまだ夢から完全に覚めていないのか、表情がぼーっとしている。「何か怖い夢でも見た?」
「・・・・・・・ーーーーーっ!!!!」
「っきゃあ!!」
が心配して浮竹の顔を覗き込んだ瞬間、勢いよく浮竹が抱きついてきた。
「・・・十四郎、何か変だよ?どうしたの・・?」
「・・・・・・・・・・・俺・・・俺は・・・・」
「俺は?」
「俺は、たとえが男だったとしても愛してるからなー!!」
「っはぁ!!!?な、なにソレ!!?悪いけど私、そっち系じゃないわよっ!!」
「俺はにどんな秘密があったって気にしない!」
全く状況のつかめない。
一方の浮竹も混乱が止まる様子もなく、必死にを抱きしめている。
「ちょ・・・十四郎・・・落ち着いて!!何かさっきから変な事言ってるよ!!」
「俺は・・・がそばに居てくれるだけで嬉しいんだ!」
「っもう!!十四郎ってばっ!!」
ドンッ・・・・
一向に抱きしめる腕を緩めない浮竹に、とうとうは浮竹を突き飛ばした。
「え・・・・・・・夢・・・・?」
「全く・・・どんな夢見てたか知らないけど、少しは落ち着きなさい!」
「夢・・・?そうか、夢か・・・・良かった・・・・」
ようやく現実に引き戻された浮竹。
夢だと気付きよほど安心したのか、長い前髪を掻き上げながらため息をついていた。
先ほどとはうって変わり、表情も一気に明るくなってきている。「で?一体どんな夢みてたの?」
「が実は男だったって・・・本気で焦っちまった・・・」
聞かれて夢の恐怖を思い出したのか、浮竹は険しい表情をしていた。
「はぁ・・・それであんな事叫んでたんだ・・・」
「すまなかったな・・・寝ぼけてたとは言え、驚かせるような事して」
「ううん。別に・・・。それに、嬉しいことも聞けたし。・・・私がそばに居てくれるだけで嬉しいって・・・////」
「ああ。本気でそう思っている・・・が隣に居てくれるだけで安心できるんだ」
「なんか・・・今更だけど、そうやって面と向かって言われると恥ずかしいモンだね。・・・・でも、ありがと」
一段落つき、いつもの雰囲気に戻った二人。
雨乾堂の中には心地よい空気が流れていた。
+++おまけ+++
浮竹:「あと・・・その、確かめても良いか?」
:「何を?」
浮竹:「いや、本当に男じゃないかどうかを・・・」
:「・・・・どうやって?」
浮竹:「もちろん体でだっ!」
:「馬鹿・・・////」
END
なーにが書きたかったのでしょうかね。
自分でも意味不明です(いつもの事)
てか久々の更新がこんなんでスミマセン。05.11.07雄斗