俺は毎日、彼女を引き止めるための手段を考える。
手段
「十四郎〜。そろそろ薬の時間でしょ? そう言って浮竹のいる十三番隊 隊首室、雨乾堂に入ってきたのは
「嫌だ。」
「またか・・・」
それというのも、浮竹が薬を飲んでくれないという困ったわけがあるからだ。
「薬はキライだ。体が弱いのをさらに自覚してしまう。」
「・・・実際に病気なんだから仕方ないでしょう。
「そうだなぁ・・・が口移しで飲ませてくれるなら・・・」
「はいはい。寝言は薬飲んで寝てから言ってね〜。」
こんな会話も毎度の事で慣れてしまったもの。
「、この後も仕事があるのか?」
「当たり前でしょ。だからほら、早く飲んで。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・時間がある時や、非番の日はちゃんと来るから。
「・・・・・。分かった。飲むよ。」
の真剣な目に今までふざけていた浮竹もさすがに観念したようだ。
「ふぅ・・・。最初から素直に飲めばいいのに」
「。」
「ん?・・・・・・・んぐっ!!」
ちゃんと薬を飲むかと思いきや、
「ん・・・・・・・じゅうし・・・・ふ・・・・・っはぁ。」
薬を飲んだ後も、さらに口付けは深くなり
「ごちそーさん!」
「十四郎・・・!!何て事するのよ!!?」
「ちゃんと薬は飲んだんだから文句はないだろ?」
浮竹は水を飲みながら満足げにイタズラな笑みを浮かべている。
「あ、それとももしかして足りなかったか?
「違ーう!!!たかが薬一つ飲むだけでこんな・・・・
「んなっ!?セクハラとは失礼な。
といって妙に真面目な顔をしながら
「ひわっ!!?」
突然の事にも思わず変な声をあげる。
「ん、やっぱり触り心地抜群。
「十四郎の馬鹿ぁ!!!!!
そう言いはなっては
顔を赤くしながら雨乾堂から出て行った。
「ははは・・・すまんすまん。明日も待ってるからな〜。」
「やれやれ。少しからかいすぎたかな・・・。」
薬の時間になったら毎日自分の元へ来てくれる。
は自分が薬を飲んだ事を確認してから
そんなの優しさを愛しく思い、そして自分はその優しさを利用している・・・。
だからこそ、彼女の任務に支障がでない程度に
俺もまだまだだな・・・。
こんな事をしないとを引き止めていられないなんて・・・。
「さて・・・明日はどうやってと一緒にいようか・・・・・。」
こうして俺はまた、彼女を引き止める手段を考える。
浮竹さん初ドリーム!!
05.4.20 雄斗
ちゃんと飲んで、早く少しでも元気な体になろう!」
浮竹の恋人、。
浮竹がきちんと薬を飲んでいるか、仕事の合間をぬって確認しに来ていた。
十三番隊の隊員が頼んでも決してきかない。
そう、が傍にいないと飲んでくれないのだ。
まったく・・・毎回のことながら大きな子供の世話をしているみたいだわ。」
今では軽く流されてしまう。
初めは浮竹の本気なのか冗談なのか分からない言葉に、
も動揺していた。
そんな初々しさを浮竹に『可愛い』と言われ、抱きしめられる事が何度もあった。
今は大丈夫でも、その時に具合が悪かったら嫌でしょう?
私は十四郎に元気でいてほしいんだから。」
浮竹は取り出した玉薬をの口に押し込み
そのまま自分の唇を押し当てた。
浮竹の舌がの口内に進入し、
さっき入れた玉薬を器用に舌で自分の口へと運んだ。
惜しげに離した二人の唇からはどちらとも言えない唾液が糸をはっていた。
は欲張りだなぁ。
いや、俺はかまわないぞ!ちょうど布団も敷いてある!!」
・・・・・セクハラ!!」
セクハラはこんなふうに体を触ることを言うんだぞ。」
浮竹はの胸を触りだした。
分かったか?これが世に言うセクハ・・・・・・・・」
こんな事する元気があるなら仕事しなさい!!
もう心配して来てやらないんだから!!!」
本当ならば薬の時間だけではなく、ずっと傍にいてほしい。
何度自分の隊に引き抜こうと思ったことか。
しかし零番隊の副隊長という地位がそれを許さなかった。
だからほんの少しだけ、一分一秒でも多くの姿を見ていたい。一緒にいたい。
自分の隊へと帰る。
つまり、薬を飲むまではは傍にいてくれるのだ。
どんなに仕事が忙しくても・・・・・。
彼女に副隊長としての任務を頑張って欲しいという気持ち。
彼女を愛しい人として自分の元に引き止めておきたいという気持ち。
矛盾しているのは分かっている。
それでいてを感じられる時間を確保できるほどに・・・
自分は時間稼ぎをする。
ぶっちゃけ白哉より書きやすかったです。
浮竹さんは何でも大きく包み込んでくれそうで大好きです。
ちなみに学校帰りのバスの中で考えました。
携帯でポチポチと・・・。
えぇー・・・。またまたお目汚し申し訳ないです。
浮竹さん・・・一発で変換したら浮田家になる・・・。
誰だよ・・・;;